ことの始まりは「脳梗塞」。
「はじまりはいつも雨」みたいに言うなって話ですが。
今年で49歳の私は、脳梗塞で倒れました。
深夜、急に左の指に違和感が走って、キーボードを思うように打てなくなったのが始まり。
どうしても目的のキーではなく隣のキーを打ってしまう。指先をまじまじと見ると小刻みに震えている。
はじめての違和感に思わず、座った姿勢を正そうとしたとき、左脚に力を入れようとすると……、
膝から「ガクッ」と力が抜ける
と、瞬間に思った。
「やっちまった!」
そう、真っ先に思ったことは、この「やっちまった」でした。
なにを”やっちまった”のかと言うと、「脳梗塞」。
深夜にひとり暮らしのオッサンのカラダの左半身が痺れて思うように動かせなくなる。
それしかないですよね(笑)。
そして、”それしかない”という恐ろしい確信と同時に浮かんだのが「まさか俺が脳梗塞!?」ということ。
その夜、私は人生ではじめてiPhoneで救急車を呼びました。
結論、確信は現実となり脳梗塞だった。そして、幸運なことに後遺症もなく社会復帰できた。これには医療関係者の皆さんのご助力で感謝してもしきれない。
発症当初は、動かすことがままならなかった左手(左指)や左脚はリハビリによって、健康時と”ほぼほぼ”同じように動かせるようになった。
“ほぼほぼ”というのは、残念なことに健康時とまったく同じように動かせるというわけにはいかないから。ふとしたタイミングで、左指が思うように動かなかったり、左脚がガクつくのだ。そういう時は稀なのだが、そんな瞬間が訪れる度に、自身の脳が修復不可能なダメージを受けたことが思い出されて少し悲しくなってしまう。
脳梗塞を患ったのち、ほんと気持ち程度に後遺症があるくらいのことで済んだのは幸運だったと思うし、実際お医者さんからも、そう言われた。
そこで私はそこで思ったんだよね。拾った命、いや、拾っていただいた命で、世の中に貢献することがしたいなと。特に、私と同じ境遇な人に。どんな人たちかって? こんな人たち。
・独身男子
・これから中年を迎える人たち
・ゲーム大好き
・不健康な生活
実は私は、ゲーム業界界隈で20年以上編集者、ライター、開発、PRなど様々な業務をやってきた。社会人になってから20年以上、ゲームでしかメシ食ってこなかったので、ある意味プロゲーマーだと思ってる(笑)。それに今なお、エイペックスをやっちゃうくらいんなんだから、そんじょそこらにいないでしょ、こんなオジサンと自負してます。
ま、それはともかく、これらゲーム業界で培ったノウハウから、ブログ制作なんて全然余裕だ。そこで、私の大病の経験から得た情報や教訓を、このブログでシェアしていきたいと思う。
どうせブログを作るなら、自分の経験を活かせるゲーム業界、攻略ブログのようなスタイルにしようと思う。
この現実生活をゲームと置き換えて、ゲーム攻略ならぬ、生活を攻略するブログ、名付けて『生活攻略ブログ』。名付け方がまんまだった。
生活を攻略する情報を楽しく発信できる場所になればいいと思う。
これから私の血管が詰まって昇天しちゃうまで、よろしくお願いしま〜す!